2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、バリューチェーン全体で発生するCO2排出量を削減します。そのために私たちは主に製造プロセスから発生するCO2排出に責任を持ち、バリューチェーン全体を通じて環境負荷の可視化・低減に取り組んでいます。
具体的な施策として気候変動リスクを踏まえ、機会創出につなげるために脱炭素に向けた事業改⾰ として3つのイノベーション領域を策定しました。バリューチェーン全体の改⾰に向けて、原材料を「マテリアルイノベーショ ン」、モノづくり・流通を⾒直 し、資源循環させる仕組みを「SCMプラットフォームイノベーション」 としました。さらに「エンゲージメントイノベーション 」では、お客様との新しい関係性を築きます。これらの領域を進化し、機会・価値を創出を目指しています。
2025年2月期は、私たちが掲げるマテリアルイノベーションと、SCMイノベーションの取り組みとして、仕入れ量調整と、環境配慮型素材への切り替えにより、Scope3においてはSBT認定を得た目標の基準年の排出量より-35%を超え、-40.6%を達成しました。しかし、2026年2月期は、大幅事業が拡大していくため、目標は据え置きとし、来期以降に調整をしていきます。

電力契約の選択権がある路面店・事業所/オフィス・工場に対して、環境価値が付随する電力契約や炭素排出量ゼロの契約に切り替えます。また、新規出店分については、契約時点で考慮します。
受注生産やサンプル作成のデジタル化、D2Cブランド強化、デジタルファッション強化等生産量の適正化に資する取り組みを行います。
国際的な算定・開示基準であるGHGプロトコルに基づき、バリューチェーン全体の温室効果ガス(GHG)排出量のスコープ1, 2, 3をそれぞれ算出しています。

私たちは、2023年10月3日に、当社の温室効果ガス削減目標が科学的根拠に基づいた目標であるとして国際機関であるSBTイニシアチブより、SBTの認定を取得いたしました。


TSIホールディングスグループの本社が入居する住友不動産青山ビルの東館・西館はDBJ Green Building 認証4つ星(最高評価は5つ星)を取得しており、環境配慮型ビルとして国内オフィスビルの上位5%と認められています。エネルギーの削減に配慮されており、共用部・専用部はすべてLED化するほか、省エネ対応として空調設備をセントラル管理から各フロアのブロック管理に変更しています。また、リスクの備えとして発電機・蓄電器も設置しており、災害時にいつでも起動できるように定期的に点検を行っています。
事業活動で生じるエネルギーから発生するGHGをできる限り最小限にとどめつつ、事業が成長・拡大できるように、拠点における再生可能エネルギーへの切り替えを進めています。併せて、熱効率を高めるための設備も導入し、エネルギーを効率的に利用するなど、多角的に取り組んでいます。
そのほか、従業員が安心して業務を遂行できるように、災害発生時に使用する発電機の設置をはじめとする、有事のBCP対策も行っており、円滑な事業運営に向けて日々取り組みを進めています。