サステナビリティ経営

サステナビリティ方針

当社グループは、「私たちは、ファッションを通じて、人々の心を輝かせる価値を創造し、明日を生きていく歓びを、社会と共に分かち合います。」という経営理念のもと、「ファッションエンターテインメントの力で、世界の共感と社会的価値を生み出す。」をパーパスとして事業を展開しています。私たちは、すべてのステークホルダーとの対話を尊重してサステナブルファッションに真摯に取り組み、事業活動を通じて人々の“幸せ”が続いていく社会を実現するために挑戦し続けます。

サステナビリティ経営

1. 事業と社会の持続的な発展

  • 事業活動によって生じる地球環境・人間・社会への負の影響を最小化し、プラスへ向かうビジネスモデルを構築していきます。
  • マテリアリティを特定し、ファッションを通じて社会的課題を解決します。また、社会の変化に応じて柔軟にマテリアリティそのものを見直していきます。

2. ガバナンス

  • 公正かつ透明性の高い経営体制を構築します。
  • サステナビリティ委員会を設置し、サステナビリティへの取り組みを拡大させると共に、ガバナンスを強化します。

3. 社会との対話

  • お客様・取引先・株主・従業員・地域社会など、すべてのステークホルダーとの対話を通じて、信頼関係を構築します。
  • 私たちのバリューチェーン全体を鑑みた地域社会との対話を通じて、持続可能な社会への貢献を目指します。

TSIのマテリアリティ

私たちの事業との関連性や思いを踏まえ、3つの重要領域に対して12のマテリアリティを特定しました。今後は、マテリアリティの解決に向けた目標の設定や取り組みを推進していきます。

TSIグループが事業活動を通じて長期的かつ持続的に幸せを創出していく基盤となる重要マテリアリティを特定するため、ステークホルダーの視点を取り入れた分析を実施しています。

Step ①:
マテリアリティ候補項目の抽出・整理 マテリアリティ候補項目の選定にあたっては、サステナビリティ報告に関するグローバルな標準である、 GRI の「サステナビリティ・レポーティング・スタンダード」や SASB の「サステナビリティ会計基準」、 GRI 、 国連グローバル・コンパクト、 WBCSD が共同作成した「 SDGs の企業行動指針」等を参考にして選定しました。

Step ②:
自社視点とステークホルダー視点での評価実施 Step①で抽出・整理した項目について、社会やお客さま・自社社員等のステークホルダーにとっての重要度を縦軸、自社の現状の取り組みを横軸として整理を行い、まずは社会・ステークホルダーにとっての重要度が特に高いマテリアリティを抽出しました。
マッピングのプロセスにおいては、メディア等が公表している情報や同業他社が公開している情報、社外有識者、社外取締役、社内関連部門の管理職及びSDGs推進チームメンバーからのヒアリングをベースにしました。

Step ③:
マテリアリティ項目の特定 Step② で実施した評価結果にもとづき、経営層及び取締役会での承認を得て、マテリアリティ項目を特定しました。

社会・ステークホルダーにとっての重要度 特に重要 強化最優先マテリアリティ エネルギー、原材料、廃棄物、水資源、生物多様性、公正な労働 継続強化マテリアリティ ダイバーシティ、健康・安全、従業員幸福度、地域社会との共創、次世代育成、社会への支援 重要 対応必須マテリアリティ 科学物質
1) GRIガイドライン等国際規格のガイドラインにもとづき洗い出した、持続可能な成長を目指す上で課題となり得る要素について、同業他社ベンチマークやステークホルダーの意見をもとにその重要度を特定

TSIホールディングス会社概要

TSIグループは、その前身である東京スタイル、サンエー・インターナショナルの時代から数えて、
70年以上に渡り、歓びや輝きを生むファッションを提供してきました。

  • Company 創業2011年 2011年に株式会社東京スタイルと株式会社サンエー・インターナショナルが経営統合して発足しました。 世界8拠点 日本を中心に、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、アイルランド、中国、、ベトナムに事業・販売拠点をもって展開しています。 総ブランド数52 多種多様なブランド群の個性を生かして運営しています。 総店舗数811 国内782店舗、海外29店舗です。767店舗がアパレル事業です。
  • Business 売上高1544億円 営業利益23億円 純利益30億円 EC化率31%
  • People 総従業員6366人 女性管理職比率27% 男性育休取得率10% 平均残業時間4.2時間
  • Environmental Priority エネルギー 原材料 廃棄物(サーキュラーエコノミー) 水資源 生物多様性
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