TSIものづくり

COOメッセージ

「ファッションが好き」を大切に、作る人、売る人、着る人みんなが幸せなものづくり

私たちは、パーパスである「ファッションエンターテインメントの力で、世界の共感と社会的価値を生み出す。」を実現するために、原材料の生産にはじまり、糸、織、染、縫製、加工などの全ての過程において、誠実なものづくりに努めています。

誠実なものづくりには「見えていないものをできる限り減らす」すなわち可視化が重要であると考えています。そのためには、私たちの販売する商品の製造過程で関わる国、工場、人々がトレーサブルでその周辺地域を踏まえた環境や社会に対して誠実に向き合っていくことが大切です。一人一人の従業員が法令遵守はもちろんのこと、それ以上の誠実さをもって、ものづくりをすることを基本姿勢としています。

私たちには50以上にのぼる多様なブランドを保有しています。TSIホールディングスグループの強みは、個性豊でこだわりのファッションを実現する多様なブランド群であると考えます。ブランドごとの特徴を可能な限り尊重しつつ、TSIというひとつの企業グループとして、より全体最適・効率化とともに透明性を持った生産背景へと構造改革を進めています。バリューチェーンのガバナンス強化に向けて、生産システムのアップデートによって、トレーサブルな生産を推進していきます。併せて昨今世界では、繊維産業におけるサプライチェーン上の環境・人権に関する国際ルールが強化され、ガバナンスの取り組みが注視されています。私たちも企業として責任を担い、誠実に対応していくとともに、ステークホルダーに対して、マイルストーンを明確化して、透明性をもって、企業や商品に関するあらゆる情報を開示していきます。

そして誠実なものづくりを基本姿勢としながら、「価格以上の価値」をもってTSIの考える最高の品質を、お客さまにお届けしたいと考えています。私たちの考える良い品質とは、デザイン、商品の状態、宣伝、接客、などお届けする全てのサービスによってお客様の心が “エンターテインメント”するトータルの顧客体験と位置付けています。良い品質は一人一人の従業員が、ファッションが好き、ブランドが好き、様々な事柄に興味をもち、情熱をもって向き合うことで創出されます。世界が熱狂するファッションを届けたい、と心から願い、TSIの商品を店舗やmix.tokyoのECサイトを通じてお客さま感動していただけるファッション体験を提供していくことが、お客様の満足、価格以上の価値になると信じています。

株式会社TSIホールディングス
取締役 COO
前川 正典

品質の考え方

当社は製品・サービスの品質・安全性に対し、お客様およびすべてのステークホルダーの期待と要求を満たす商品・サービスを提供し、継続的な品質向上を目指します。

品質方針について

1.安全と安心の追求
TSI品質保証基準を遵守し、安全性を十分に確保し、安心してご利用いただける商品・サービスの提供に努めます。

2.法令順守
事業を行う各国や地域の法令や規則を遵守し、安全・安心な商品・サービスの提供に努め、信頼のある企業を目指します。

3.透明性のある品質保証
原料の調達から販売に至るまでのすべてのプロセスにおいてサプライヤーとの連携を図るとともに、環境・人権に配慮したバリューチェーンを構築します。

4.人材育成
お客様に安全でより良い品質の商品・サービスをお届けするために、役職員の教育を充実していきます。

5.品質の監視・評価
品質基準を明確に定め、定期的なモニタリング・分析・改善に努めます。

6.コミュニケーション
常により品質を向上させるべく、お客様からの声をもとに、新しい価値の提案と改善を行います。また、製品・ブランド情報を正確にお伝えするために、適切なコミュニケーションに努めます。

7.リスク及び機会への対応
品質リスクと成長機会を特定・評価することで見極め、継続的な品質向上向けた改善に取り組みます。

8.危機管理体制の強化
万が一製品等の安全性に重大な品質問題が発生した場合は、TSIリコール規程に基づき迅速に対応し、また、再発防止に取り組みます。

9.継続的改善
計画、実行、評価、改善のサイクルを回し、製品・サービスの品質向上を図ります。

10.品質方針の周知
本方針は、すべての従業員を含むステークホルダーに周知し、理解・実践を促します。テークホルダーに周知し、理解・実践を促します。

調達の考え方

グローバルにサプライチェーンが広がるアパレル産業の原材料調達においては、気候変動、自然資源の枯渇、生物多様性の損失などの環境問題や、児童労働、強制労働をはじめとする人権問題・社会問題が顕在化しています。私たちは、バリューチェーン全体で原材料調達をめぐる負の影響を最小化すべく、生産者・お取引先・お客様とともに、倫理・法令遵守、人権、環境、品質に配慮した調達を行います。

調達方針について

1.品質本位
「 TSIホールディングスグループ品質方針」に則り、調達活動において、品質と安全を優先します。

2.コンプライアンス・法令の遵守
・事業を行う各国・各地域の法令の遵守ならびに、国際的な規範を尊重します。
・公平・公正な取引公正性・公平性・透明性に配慮した調達手続きを行い、腐敗行為を防止していきます。また、反社会的勢力との関係を遮断します。
・違法に取引・伐採・狩猟された原材料を調達することのなきよう、サプライチェーンの透明化を重視し、トレーサビリティの確保に努めます。
・ワシントン条約に抵触する皮革・獣毛の取引を禁止するとともに認証を活用した、持続可能な畜産物の調達を推進します。
・消費者に対し、公正な情報開示を通じて、適切なコミュニケーションを行います。
・知的財産権を侵害し、または不正に使用しない取引を行います。
・認証素材は、認証機関より、発行された適切な認証書類・証書などのエビデンスをもって認証素材とする。
・公務員等との関係においては、健全な関係を維持し、法令に抵触するような接待・贈答は行いません。

3.人権の尊重
「TSIホールディングスグループ人権方針」に則り、バリューチェーンにおけるすべてのステークホルダーの人権を尊重した調達を推進します。
①非人道的な扱いの禁止 ②強制労働の禁止 ③児童労働の禁止 ④差別の禁止 ⑤安全で衛生的かつ健康的な労働環境の提供  ⑥適切な労働時間の管理 ⑦適切な賃金の確保 ⑧子どもの権利の尊重 ⑨安全な商品・サービスの提供と倫理的なマーケティングや広告活動

4.環境保全
・「TSIホールディングスグループ環境方針」に則り調達する原材料の産地における環境・生物多様性の保全とともに、自然資源枯渇防止に努めます。
・原材料調達に起因する水・土壌汚染など環境に与えるリスク・影響を把握し、その負の影響の低減に取り組みます。
・限りある自然資源を有効活用し、リサイクル原材料の使用を推進するとともに資源循環につながる原材料調達を推進します。
・環境配慮に関わる第三者認証を受けた原材料やの環境配慮がなされた原材料の調達を推進します。

5.社会課題解決への貢献
・公正で公平な調達活動を通じてお取引先様と長期的な信頼関係を築くとともに、パートナーシップを通じてバリューチェーン上の社会課題解決につながる調達を行います。
・平常時から災害に備え、リスク管理体制を確立し、BCPに基づく体制の構築・維持に努めるとともに、災害発生時には地域社会と共助に努めます。

原材料調達方針の考え方

私たちの商品に使用する多くの原材料は、地球の大切な資源から育まれる天然資源に依存しています。原材料の生産方法によって生物多様性や気候変動のほか、動物福祉、人権などの負の影響が発生します。私たちは、ステークホルダーの皆様と持続可能な未来に向けて、責任ある原材料調達の推進に向けて取り組んでいます。

原材料調達方針について

1.コットン
TSI ホールディングスグループで素材を選択する際に、すべてのステークホルダーに対し、より好ましい選択をすべく、コットンについては水・農薬・化学肥料の使用量低減と、土壌や生物多様性に対する負の影響や配慮保全を行っているコットンの使用を推奨しています。2040 年2月期に、調達するコットンすべてを第三者認証機関等が認める社会や環境に配慮されたコットンの調達を 100%とすることを目指します。
【配慮されているとする対象コットン】
・リサイクル・コットン:Global Recycled Standard (GRS)、Recycled Claim Standard (RCS)または同等の認証を取得したコットン
・オーガニック・コットン:Regenerative Organic Certified (ROC)、Global Organic TextileStandard (GOTS)、Organic Content Standard (OCS) または同等の認証を取得したコットン
・フェアトレードコットン:Cotton made in Africa (CmiA) または同等の認証を取得したコットン
・環境再生型(リジェネラティブ)農業にて生産されたコットン
・その他上記に準ずる基準にもとづいて配慮された素材

2.再生セルロース繊維
ビスコース/レーヨン、モダール、リヨセル、紙などの再生ルロース繊維は、木材パルプを化学的に溶かして繊維状にした再生繊維です。製造過程において適切な化学物質の管理を行うサプライヤーから調達を推進するとともに、原材料となる木材は、伐採による生物多様性への影響、先住民の権利侵害などの負の影響の課題に対応します。再生セルロース素材は FSC 認証もしくはそれと同等の基準で評価された認証素材の使用を 2040 年2月期までに 100%使用することを目指します。
・木材・森林由来の素材・商品における使用状況を評価します。
・森林の違法伐採、先住民族や地域住民の権利を侵害する伐採が行われている地域、人権侵害に加担している可能性が高い取引においては、サプライヤーと共に改善に努めます。
・原料に森林破壊や伐採による森林の劣化が発生していないことが証明された木材を使用します。
・製造工程においては、化学物質や排水の適切な管理がされたサプライヤーから調達することを推進します。

3.ウール
2040 年2月期までにノンミュールジングウールまたは再生ウールの 100%調達を目指します。バージンウールの調達にあたっては、生産パートナーに RWS やノンミュールジング証明書の提出を求めます。再生ウールについては、2040 年2月期までに GRS、RCS または同等の認証を取得した原材料の調達を 100%にすることを目指します。

4.カシミヤ / アンゴラ / アルパカ
放牧地の砂漠化など生物多様性への配慮や動物福祉を課題と考え、放牧地の適切な管理と動物福祉、人権に配慮し、適切な労働環境等を規定し、遵守するサプライヤーからの調達を推進しす。また、再生カシミヤの調達にも努め、2040 年2月期までに GRS、RCS または同等の認証を取得したものを 100%調達することを目指します。

5.羽毛
製品に使用する羽毛は、強制的に給餌した鳥からの採取や鳥が生きている状態で引き抜いたダウンやフェザーを使用せず、食肉用アヒル・ガチョウから採取されたバージンダウンおよびフェザーの調達を推進します。RDS(Responsible Down Standard)または同等の認証牧場の生産羽毛の調達を推進します。また、再生羽毛の活用を推進し、GRS、RCS または同等の認証を取得したものを優先的に調達します。2040 年2月期までに GRS、RCS、 RDS または同等の認証の羽毛の調達を 100%にすることを目指します。

6.石油由来素材
衣料品だけではなく、副資材においてもポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタン、などの石油副産物を主原料とする素材に対し、温室効果ガス排出量の少ない素材に切り替える取り組みの一環としてバージン原材料の使用率を低減し、リサイクル原材料の使用を推進しています。

TSIホールディングスサステナビリティ

私たちのバリューチェーンとマテリアリティの関係性

私たちのバリューチェーンとマテリアリティの関係性図表

品質の安全・安心

私たちはお客様に商品を安全に安心してきていただくために徹底した品質管理を行っています。
例えば、不良の発生を未然に防ぐために、過去の事例や発生時には内容を確認しながら要因分析を行ないます。これらは約100項目に分類されデータ管理されます。
【異物混入】
異物混入はあってはならない事項です。発生した場合は原因調査を徹底的におこないます。
【表示】
表示の選定は仕様書なども細かく確認しながら内部でのダブルチェックを必須にしています。
【検品】
・指定検品所制度の実績報告会を定期的に実施して検品の精度向上を目指しています。
・検査機関を訪問して試験の現場で行うコミュニケーションにより、精度の向上を目指しています。
・インポート買付製品は事前に品質確認(縫製や表示関係)を実施しています。
・インポート製品などに付いている海外表示から国内JIS表示へ切り替えを行います。

取引先行動規範

私たちは、お取引先様とともに持続可能な環境・社会の実現に向けて「TSIグループ行動規範」を策定しています。本行動規範をもとに、法令や社会規範などを遵守し、商品やサービスをお客様にお届けすべくサプライチェーン全体で取り組みを推進していきます。

ブランド一覧

お客様のニーズにあわせた多様なブランドを展開することで、「ファッション・エンターテインメント創造企業」として、人々の心を豊かにするようなライフスタイルを提案していきます。

ステークホルダーメッセージ

株式会社TSI
生産統括部 
品質管理課 課長
荷見 早苗

お客様にご満足頂ける品質の製品を届けたい

私たちは、お客様にご満足頂ける製品をお届けするため、品質や安全性の確保はもちろん、人権や環境にも配慮した誠実なものづくりに、会社全体で取り組んでいます。
私たちの製品が、お客様の毎日を彩り、ファッションを楽しむきっかけとなること。それが私たちの願いです。その想いを実現するため、お客様にご満足頂けるよう、製品1つ1つの品質向上に真摯に取り組んでいきます。

  • Home
  • TSIものづくり